-
製品・IT
JATA 新技術セミナーで大型車4メーカー講演
2025年3月25日
日本自動車輸送技術協会(JATA)は2月5日、トラック・バスの新技術に関するセミナーを開催。大型車の新技術が「労働者不足や生産性向上、SDGsに向けた課題解決のため極めて有効」(木場宣行会長)として、事業用大型車ユーザー向けに取り組みを紹介した。
国内で大型車を供給するUD、三菱、日野、いすゞの4メーカーがそれぞれ講演した。UDトラックスは、重量トレーラが右左折する際のジャックナイフ現象などを防ぐ車両姿勢制御システムが「各センサーで車両情報を感知し、エンジン制御とブレーキを自動でかける」(同社商品戦略室・三村久和氏)仕組みを紹介した。
三菱ふそうトラック・バスはEVトラックについて、充電する時間中はトラックが運行できない非生産時間を解消するためとして、昨年11月まで京都市で行った実証実験の概略を紹介。EVトラック2台(各総重量5トン)のバッテリーモジュールそのものを交換する専用ステーションを市内に設置し、1回の交換時間を5~15分で済ませた。「交換時間がまだ一定ではない」(同社モビリティ・トランスフォーメーション本部・山田豊氏=写真)などの課題に今後は取り組むという。
◎関連リンク→ 公益財団法人日本自動車輸送技術協会
関連記事
-
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
月を選択 -
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ