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    岐阜プラスチック工業 高機能素材「テクセル」

    2015年7月21日

     
     
     

     高齢者・女性ドライバーが物流業界に進出する中、荷積み・荷下ろし時のドライバーへの負担はできる限り少ないのがうれしい。そんな中、重さを極力減らしながら、強度にも優れた素材「テクセル」がトラックの荷物仕切りボード(Tボード)などで採用され、好評を博している。
     幅広い分野のプラスチック製品を扱う総合メーカーの岐阜プラスチック工業(大松利幸社長、岐阜市)は、様々な分野で利用できる高機能素材「テクセル」を販売している。製品の特長などについて、田中壮文大阪支店長(写真左)と産業資材事業部の吉田圭佑氏(同右)に話を聞いた。
     同社は昭和28年創立。近年は、空箱時の保管スペースが4分の1になる折りたたみコンテナや、さとうきびのしぼりかすを有効活用した「脱石油素材」を一部混入させたパレットも販売している。


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     「テクセル」とは、熱可塑性樹脂による連続成形技術から誕生したハニカムコア材。高強度・超軽量素材のハニカムコア材は、省資源・CO2削減など環境性能に優れた複合材料である。単位重量あたりの強度はあらゆる構造体の中でも最高峰だが、重さは通常の合板の2分の1から3分の1。使い方によっては金属程度の強度になることもあるという。また、表面は平滑性に優れ、異素材との接着工程も容易だ。
     田中支店長は「現在の物流現場では、いかに『縦のスペース』を有効活用するかがカギ。従来品は、ある一方からの力には耐えられるものの、他方からの力には弱かった。しかし、『テクセル』は軽さと強度を同時に実現した」と説明。テクセルは現在、物流業界にとどまらず、畳の心材や太陽光パネルの敷板、自動車、建材など幅広い分野で採用されている。
     合板と比較すると、「湿気でカビが生えることがなく、腐食することもない。また、ささくれなどの発生がなく異物混入の心配もない。食料品や薬品を扱う事業者にも安心して使っていただける」(田中支店長)と話す。
     吉田氏は「運送業界で荷物の扱いが厳しくなっている昨今、輸送効率アップ、商品破損防止のために梱包形態を見直す必要があるとの声をよく耳にする。『テクセル』なら万一、足に落としたとしても軽いため衝撃が少なく、重量の面では女性の作業員にも優しい。物流改善・効率化のお手伝いができる」と説明する。
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     テクセルの標準カラーはグレー、ナチュラルの2色で、厚みは5mmから30mmまで取りそろえている。また、要望サイズのカット対応も可能。さらに盗難防止を兼ねた製品への社名印刷なども対応する。
     同社大阪支店は6月16、17の2日間、大阪(本町)のシキボウホールでテクセル・新製品の内覧会を開催し、「トラック配送の効率化とCO2削減」をテーマに、来場者に製品をPRした。2日間で約400人が来場し、会場ではテクセルをはじめ、1000枚使用した場合、25mプール3.3杯分のCO2を削減できる「バイオリスパレット」などが紹介された。内覧会は、福岡、東京、仙台、埼玉でも今後、開催される。
     テクセルの詳しい問い合わせは、岐阜プラスチック工業大阪支店まで。
    ◎関連リンク→ 岐阜プラスチック工業株式会社

     
     
     
     
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