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製品・IT
トランストロン 車載ステーション「DTS-G1D3」 ハードウェアを改良
2025年7月3日New!!
トランストロン(横浜市港北区)はマイナーチェンジした車載ステーション「DTS-G1D3」の提供を開始した。「DTS-G1D」の後継機種で基本的な性能に変わりはなく、ハードウェアに改良を行っている。
コンパクトタイプの既存機種「DTS-G1O」とボディーを共通化。同機同様、デジタルカメラは200万画素で2チャンネルに対応。耐ノイズ性能を向上させ、ラジオやテレビへの影響を低減させている。
また、SIMカードもMicroSIMカードに変更。SIMカードスロット、SDカードスロットはいずれも接触エラーをなくすようダブル接点となった。
Bluetoothは新モジュールに。モニターは、画面接続の異常を防ぐため、左右方向の振りをなくし、上下のみとした。
さらに、内蔵メモリを8メガから32メガに増強。通信でのOSバージョンアップが可能になった。
筐体の色も変更。モニター側面の色をシルバー、免許証をかざす場所(NFC)のマークをライトブルーとし、見た目で分かりやすくした。
同社情報サービス事業推進部の秋庭孝信氏は、「2024年問題で当社製品の導入は増えている」と話す。ユーザーが同社製品を導入する際の決め手について、「ハードの品質が良いことに加え、将来的に業務全体のDXを考えるユーザーにとって、APIでさまざまなシステムを連携させられる点を評価いただいている」と説明する。
同部の杉山敦氏は、「クラウドサービスなので、運行管理者さんが場所を選ばずに使える点も強み」とし、「24時間365日、十分なトレーニングを受けたスタッフによるサポートを提供しており、安心して使っていただける」点も付け加える。同社では、既存機種から順次、同機に切り替えていくという。
◎関連リンク→ 株式会社トランストロン
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