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    トライプロ 疲労測定システムの運用フロー提供開始

    2019年1月24日

     
     
     

    トライプロ(高木宏昌社長、東京都世田谷区)は、フリッカーヘルスマネジメント(同立川市)の疲労度測定・評価システム「FMH Safety for Windows」を利用したドライバー管理の運用フローを提供している。

    同システムは、点呼時に約50秒の簡単なPC操作をドライバーにしてもらうだけで、疲労によるヒューマンエラーが起きやすい状態にあるかを検知できるというもの。高木社長は、「運転に必要な認知・判断・操作の各能力のうち、認知の遅れを測る」と説明。「認知とは、分かり易く説明すると、網膜に信号の光が届き、『赤信号だ』と認識する能力。これが衰えると、『赤だから停まろう、ブレーキを踏もう』という判断も遅れてくる」。

     

    具体的には、光の点滅を認知する能力を測定。「疲れとともにフリッカー(チラつき)を認知する能力が落ちていくが、点滅していることを認知できた時の点滅周波数を『フリッカー値』として疲労度の指標としている」。

     

     

    同社長は、「蛍光灯は1秒間に100回点滅しているが、それを人は『光っている』と認知している」と説明。「しかし、長年使っているとチカチカするように感じるが、これは劣化により点滅の回数が減ってきたということ。点滅回数が40回ぐらいになると認知するようになると言われているが、疲れていたり、脳の覚醒度によっては、40回でも光っているようにしか見えないことがある」。この現象を客観的な数値で測定可能としたのが同システムだ。

     

    測定を開始すると、画面には4切れのピザが表示され、1切れだけ点滅するので、それがどれかをキー入力する作業を5回繰り返す。絶対評価ではなく、個人IDを割り振り、「そのドライバーが元気な状態の数値から、疲れによって何%落ちているか」という「普段との差」を見る。「フリッカー値が95%になると、反応速度が15%遅くなるというデータもある」。また、同様に同値が低い日は、「急ブレーキが多いという相関関係も確認できている」。

     

     

    数値で把握できるため、会話や顔色、声といった点呼担当者の主観的判断だけでは判別しがたいドライバーの疲労度もキャッチ。同値が低い日は、運行管理者が注意喚起を促すことで、事故防止に役立てることができる。同社長は、「本人はいつもと同じつもりでも、見えない疲れが溜まっている場合がある。いちばん危ないのが、ドライバー自身に疲労の自覚がないこと」と指摘。

     

    同社では現在、ユーザー事業者の運用に落とし込んだフローも含めて同システムを提案。「『何時間寝た?』と聞くと、睡眠不足でも『8時間』などと返ってくるので、『何時に寝て何時に起きた?』と聞くのが良い」など、睡眠状態をチェックするためのヒアリングや注意喚起の方法について、具体的かつ有効なフローを提示している。

     

    「ダイエットをする時に必ず体重を計るように、疲労運転を防止するなら、まずは疲労度を測って欲しい」と同社長。同システムの価格は1事業所あたり24万8000円(税別)。2年目以降はシステム利用料として年間3万8000円(税別)が必要となる。

     

    ◎関連リンク→ 株式会社トライプロ

     
     
     
     
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