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物流ニュース
ワークシェアで荷物減少に対応
2009年4月6日
仕事量が少なくなる中で減車するケースも増えているが、運転者の雇用を確保するためにワークシェアリングを実施する事業者も存在する。
大阪府の事業者は10台のトラックを稼働させていたが、今年に入り荷物の扱い量が2割程度減少した。そこで2台減車して8台のトラックで荷物を運ぶよう調整した。従業員のリストラは行わず、ワークシェアリングで対応した。
10人の運転者で8台のトラックを運転できるように配車の見直しを検討し、全員が仕事を担当できるようにした。減車することで固定費の削減につながっているが、「従業員には長年頑張ってもらっている。簡単に首は切れない。運転者全員の合意も得られたので、ワークシェアリングでの対応が実現した。週休3日のときもあり、1人あたりの手取りが減っているのは確か。しかし、全員希望を持って仕事に取り組んでいる」と社長は話している。(大塚仁記者)この記事へのコメント
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