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物流ニュース
オムロンと日本IBMが環境ビジネスで協業
2009年4月13日
オムロン(京都市下京区)と日本アイ・ビー・エム(東京都港区)は、環境ビジネスで協業を開始する。物流分野における環境ビジネスを強化するため、両社の強みを統合した新たな物流ソリューションを提供していく。
今回の協業では、オムロンのセンシング技術と道路交通向けシステム事業の豊富な実績やスキル、IBMのコンサルティング、計測技術とITを融合させる研究開発力、環境ビジネス関連ソリューションを提供してきたノウハウなどを生かすことにより、物流分野の環境ビジネスで強力なリーダシップを発揮していく。
物流ソリューションにおける協業では、オムロンがGPSを活用した運行管理システムや、走行車両重量計測システムなどにより、改正省エネ法に準拠した報告に必要とされる輸送距離、積載率など、各種データの実測を可能にする。
また、日本IBMはアルゴリズムを使用したツールの活用により、CO2排出量を最小化する輸送経路を特定。これによりCO2排出量の計測・管理・最適化をトータルに支援することが可能となる。
オムロンは、3月21日付で社長直轄部門「環境事業推進本部」を新設し、環境事業に本格参入。オムロングループの環境事業を統括し、グループ内に保有する技術やノウハウの相乗効果を生かした横断型環境事業として、新事業の創出、強化を図る。
関連リンク→ 日本IBM オムロンこの記事へのコメント
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