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物流ニュース
08年度倒産、運輸業は519件 燃料価格高騰が影響
2009年4月17日
帝国データバンクが8日に発表した全国企業倒産集計によると、3月の企業倒産(負債額1000万円以上)は1216件(前年同月比7・9%増)、負債総額は1兆384億5200万円(2・27倍)だった。負債総額は2か月連続で1兆円を上回った。世界的な需要急減の中、大手メーカー減産の影響から製造業の倒産が目立つ。また「緊急保証制度」の利用は広がる一方、中堅クラスの企業を中心に資金繰り難が続いている。
08年度の倒産件数は1万3234件(前年度比16・8%増)、負債総額は13兆6709億2700万円(2・47倍)。件数は3年連続の前年比増、負債総額は97年度の15兆1203億1400万円に次ぐ戦後5番目の水準。業種別では「運輸・通信業」が531件(37・6%増)で大幅に増加。このうち519件が運輸業で、年度前半の燃料価格高騰が影響したという。(土居忠幸記者)この記事へのコメント
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