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    納品時間の見直しで環境に優しい物流を

    2009年7月22日

     
     
     

     環境対策はCO2を削減する地球温暖化対策が主流になっている。環境対策といえば以前はディーゼル車の排ガス中に含まれる黒煙、PMのことだったが、現在は地球温暖化対策とCO2削減だ。


     最近は、自動車ディーラーに行くと電気自動車のパンフレットを手渡される。発売開始に向けて電気自動車の存在を周知させておきたいためだろう。庁舎に電気自動車の充電設備を持ち、電気自動車の普及を進める地方自治体もある。電気自動車のトラックはまだ登場しないが、環境対策のための技術開発は進められている。
     現在使用しているトラックにも、デジタコやドラレコなどによって省エネ運転を実施して燃料消費を減らし、CO2を削減する取り組みがある。
     だが、東京都内で食品輸送などを手がける運送事業者は「そうした取り組みの前に、まずは納品時間の見直しを議論したほうがいい」と指摘する。
     納品時間が指定されている物流センターでは、実際の積み下ろし作業が始まるのは到着の数時間後など、実態にそぐわないことも多い。納品回数の問題もある。製品によっては納品時間の指定は意味がない場合もある。「環境対策が重視される時代だからこそ、あらためて納品時間と納品回数を、環境にやさしい物流の視点から見直すことも必要ではないか」と同事業者は話している。(千葉由之記者)

     
     
     
     

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