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    定着したエコドライブ メリット・デメリットは

    2009年8月19日

     
     
     

     現在、プロドライバーとして欠かすことの出来ないテクニックが「エコドライブ」だ。しかし、「この真夏、(待機中に)ドライバーにエンジンを切れとは言えない」などと話す運送社長も多い。エコドライブのメリット・デメリットを見てみたい。


     ヤマト運輸(東京都中央区)は都市部などの渋滞状況を考慮して、「台車やリヤカー」での配送を実施、環境問題に注力している。エコドライブに関しても、09年度の重点施策として「デジタルタコグラフなどのシステムを導入し、データを分析・活用することで、安全運転および環境に負荷の少ない運転を推進します」としている。同社は、全国210人の安全指導長が全国6万人のドライバーに添乗、エコドライブを指導しているという。
     また、佐川急便(京都市南区)は、独自の運転方法として「エコ安全ドライブ」を推進している。同社では、「エコ安全ドライブは発進時やギアチェンジの際の運転技術の向上と、エンジンの回転数の上限を設定することで、環境はもちろん、安全意識の向上、燃料費を抑制でき、安全・環境・経営とさまざまな成果が得られる」としている。
     あおぞら財団(大阪市西淀川区)は、「エコドライブを始めてみよう!」とのパンフレットを作成。「エコドライブの一石四鳥の効果を実感しませんか」と呼びかけている。 このパンフレットによると、「エコドライブは地球温暖化防止や安全運転で事故防止につなげます」とし、「大型車両で年間22万6000円、中型車両で同9万6000円の削減が可能」(軽油価格1L当たり105円として換算)としている。
     しかし、「現在、すべての車両がエコドライブに理解を示しているわけではありません。周囲の交通流と折り合いを付けなければなりません」との問題点も指摘。「運転方法が変わるため、ドライバーのストレスが増加、『やる気』を維持するのが大変」と指摘している。
     「できないドライバーには辞めてもらうしかない」と話すのは、デジタコを導入した近畿地方の運送会社社長。「ドライバーの多くは一匹狼的な性格の人間が多い。付いて来れないものには…」と「エコドライブ」の徹底の難しさを指摘する。別の運送会社社長は「何も、炎天下の中をエンジンを切って荷待ちしろとは言わない。急発進・急加速をまずはやめる。そこから始めてくれと指導している」という。
     エコドライブ推進協議会では「やさしい発進を心がけましょう」など、エコドライブ10のすすめを提案している。10すべてではなく、出来るところから始めるのも一つの手だろう。(小西克弥記者)

     
     
     
     
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