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物流ニュース
隣の芝生は青く見える 出戻ってきたドライバー
2021年1月6日
「隣の芝生は青く見えることがわかっただけでも成長したのではないかな」と話す埼玉県の事業者。
若いドライバーをしっかり育ててあげようと意気込んでいたという同社長は、セミナーがあれば一緒に参加したり、講習会があれば積極的に参加させたりと、一人前にするために目をかけていた。
しかし、そんな社長の思いとは裏腹に、その若いドライバーは突然、辞表を出してきた。
理由を聞くと、「友人から誘われた」ということで、同業他社に行くのだという。
聞けば、同社よりも労働条件が格段に良かったが、同社長にすれば、そんな好条件があるとは思えなかった。
目をかけていただけに悔しさもあったというが、同社長は止めることもせずに送り出したという。
しかし、1年が経って、そのドライバーが同社に戻りたがっているという話を、同社長は他の従業員から聞かされた。「そんな良い話があるわけがない」と思っていた同社長は、心を入れ替えるのを条件に、再入社を許可した。
「裏切られた気持ちにもなり悔しい思いもしたが、またうちに戻ってくるということは、それなりの覚悟で戻ってくるということなのだと理解し、再入社を許した」と話す同社長。「本人もいい勉強をしたと思うし、私自身もいい勉強をさせてもらった」と話すが、最後に「それにしても隣の芝生は青く見えるのかなあ」と、少し寂しそうにつぶやいていた。
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まぁそんなもんでしょ
そう思わせた会社も悪い
日通さんはなんだかんだ言ってもは良かった
山田運送や佐藤運送にもいたけけど勉強と経験にはなった
山田運送や佐藤運送にも素晴らしいドライバーはたくさんいる
潰してまともな会社に行って大活躍してほしいなあとも思う
トラックドライバーの教育も必要
ザ4トン車みたいな小僧たちはちゃんと教育しないと
引っ越し業者も接客は素晴らしいが運転はさすがザ4トン車なんだな!