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物流ニュース
押入れ産業 「コンテナデポ」利便性を向上へ
2010年3月23日
押入れ産業(東京都港区)は4日、東京・KKRホテルで「全国加盟店経営者大会」を開催。今年のスローガンとして、「市場に対応したサービス力の強化」を発表。
「顧客へのサービスにおける弱点や問題点の改善によって、グループ全体のサービス向上を目指し、市場環境の変化と顧客ニーズに応えていく」としている。
事業ポイントは、コンテナ設置拠点の増加を図る「コンテナデポ」の新展開で、顧客からより近い場所にコンテナを設置し利便性を高める。設置場所は顧客近隣の運送会社の拠点や量販店のデッドスペース、ビル地下駐車場などで、日常的な顧客対応やコンテナ保管の業務は委託する。
設置・委託先とはフランチャイズ契約をせず、運営はその地域管轄の既存フランチャイズ店または本部が行い、委託先にコンテナ設置料を払う。初年度目標は20か所で、現在空いているフランチャイズ店保有のコンテナ活用化の目的も兼ねる。
顧客管理システムの導入は19社にとどまっているが、9月までに全店導入を計画。4月からはクレジット会社対応の決済システムも付加する。
黒川久社長(写真)は「トランクルーム業界のサービスランキングで現在5位にあるが、CS調査項目も含めて全体のレベルアップを図り、顧客満足度1位を目指す。ショッピングモール街での展開、韓国への普及強化にも注力する」と説明。
14日には「24時間出し入れ可能なレンタルスペースショップ」も山形・天童市に新設オープンしている。
◎関連リンク→ 押入れ産業株式会社この記事へのコメント
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