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    採用したくてもできない事情、タトゥーに阻まれ・・・

    2011年3月14日

     
     
     

     少子高齢化が進み、若年労働者不足が懸念される中、トラック業界でもドライバーの高年齢化など、徐々にその影響が現れてきている。「求人広告を出しても、若者の応募はほとんどない」という声は、多くの事業者から漏れ聞こえてくる。活性化を図る上でも若年労働者を積極的に採用していきたいと考える事業者にあって、こうした状況は憂慮すべき事態だが、一方で、せっかく応募してきた若年労働者を、ある理由で採用できないというケースが出ている。その理由は、若者に広がる「ある流行」が原因となっている。


     埼玉県の事業者は食品輸送を手掛けているが、食品メーカーを相手にしているだけに、商品管理の徹底など高い輸送品質が求められるという。同社は若いドライバーの採用を積極的に行うが、「求人広告を出しても、応募してくるのは50代や60代が多い」という。
     ただ、同社の場合、10代や20代の若者の応募もそれなりにあるという。しかし、なかなか採用には至らないのが実情だ。同社社長によると、「若者の面接を行うと約8割が採用できない」という。その理由は、若者に蔓延する「タトゥー」のせいだという。
     食品輸送を手掛ける同社にあって、ただ運ぶだけという行為では成り立たない。むしろ、サービス業という意味合いが強い。それだけに、ドライバーの身なりも重要視しなければならない。「ファッションや流行だといっても、タトゥーは世間一般にまだ、認められていない」と同社長は指摘。同社長によると、面接に来る若者のうち、約8割という高い確率でタトゥーをしているのだという。
     「入れるときは数万円でできるが、消すときは数十万円も掛かる。タトゥーを消してから来てくれと言っても、なかなかそうはいかない」と同社長。「人間的には魅力があり、採用したいと思う人もいるが、結局、採用できないことが多く、もったいないと感じている」と話している。
     流行やおしゃれ感覚でタトゥーを入れる若者が急増しているが、一方で、トラック業界は輸送品質の向上が求められており、食品輸送などではその傾向が強い。雇用する側とされる側のミスマッチが、若者の採用を阻む一因となっているようだ。

     
     
     
     
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