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    藤原重機 海外に積極進出、中国・タイで業績伸ばす

    2012年5月10日

     
     
     

     大型機械の運搬・据え付け業を展開する藤原重機(藤原宏行社長、大阪府東大阪市)は国内だけでなく、海外でも積極的に事業展開を行っている。2003年の中国に続き、昨年9月にはタイへの進出を果たした。国内での事業のノウハウを生かし、順調に業績を伸ばしている。


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     同社は工場の新設、移転、統合に伴う機械の解体・搬出・据え付け業務を展開。東京と名古屋に支店を置き、全国でサービスを提供している。
     製造業の現場が海外へ移されていく現状を踏まえ、9年前に中国江蘇省に日本の商社、現地法人と合弁会社を設立し、事業を行っている。中国の経済成長の波に乗り、大型精密工作機械の設置業務を中心に事業を展開し、進出の翌年には2800万円だった売り上げを昨年2億円にまで伸ばした。
     藤原社長は「海外でも日本の運搬サービスを知る企業は、日本と同等の品質レベルを求めている。ニーズに応えられるのは高い技術力を持つ日系の専門会社。日本国内と同レベルの作業が提供でき、中国でも高い信頼を得ている」と話す。
     昨年9月にはタイのバンコク近郊に現地法人「フジワラジューキタイランド」を設立。
     日本から現場の責任者を派遣して、現地採用の従業員らとともに重量機器の運搬や据え付け業務にあたっている。据え付けに必要なクレーンなどは現地で借り、機材の一部は日本から送って対応するなど日本国内並みのサービスを提供し、日系企業の需要をつかんでいる。
     設立から間もなく大洪水が発生。図らずも同社の事業は現地の復興に大きく貢献している。
     今年で創業50年の節目の年を迎える。藤原社長は「10年後、20年後を見たときに閉塞感が漂う日本国内で仕事をしていくのか。それとも外に目を向け、発展していくところで仕事をしていくのか。社員とともに夢をつかんでいきたい」と話す。

     
     
     
     
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