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    メガネ産業、荷主の動向 運送会社に質求め

    2014年2月3日

     
     
     

     メガネフレーム国内生産の90%を占める福井県鯖江市は、地場産業として発展してきた。「メガネ白書2012」によると、メガネ小売市場規模は2010年で約4000億円。安いコストで生産可能な中国など東アジア地域のメーカーの台頭などで、近年は縮小傾向で推移しているという。また、メガネは輸配送中に破損しやすい代表的な商品としても有名だ。
     老舗眼鏡フレームの製造販売店(愛知県)は鯖江市に製造ラインを持つ1社。これまで大手運送会社が本社の鯖江市の物流センターから愛知県内に配送していたが、同社の関係者は「商品事故の頻度が高いというわけではないが、外箱が潰れるなど商品破損が起こっている。ドライバーは時間内に重労働といえる積み込み作業などをしなければいけないため、慎重に扱ってはいても破損しやすい状況なのは分かる」と理解を示したうえで、「運送保険にも入っているが、そろそろ運送事業者の見直しを考えている」という。


     運送会社に求めるものとして、「発注すると、ほかの店舗の商品と一緒に送られてくる。重量別や商品内容などで分けて積み込むなど、差別化したサービスを提供している運送会社を選びたい」と、同関係者は話している。

     
     
     
     

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