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    「人材不足」事業者の嘆き

    2014年4月28日

     
     
     

     本来、運行管理者は社内でドライバーの指導監督や安全輸送の責任者として業務を指示するが、ドライバーが足りない現在、欠員が出たときにはハンドルを握らざるを得ない運送会社もある。
     食品配送を手がける東海サービス(杉野真一郎社長、愛知県春日井市)は、この状況について「本当は良くない。万一、異状が起きたとき、すぐ対処できない。運行管理者は社内の司令塔。ドライバーが少なく、ほかに人材を補充するとなれば人件費がかかるので無理もない」と話す。
     瀬戸市内の別の運送会社も「どこの運送会社も運命共同体」という。「第一次・第二次の労働者は少なくなり、第三次産業にシフトしている時代。これに逆行するのは難しい」と話す。


     名古屋東部陸運(小幡輝雄社長、愛知県豊田市)は、「ドライバーを募集すれば多くの応募者が集まり、辞めていくドライバーもほとんどない」と安定的な確保はできているが、「大手物流会社でも特に男性の総合職はメーカーに比べると人気はない」とみる。また、「将来、ドライバーだけでなく社員自体を確保するのが難しくなるのでは」と同社の担当者は話す。

     
     
     
     

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