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    大洋製器工業 斬新な取り組み、働きやすい環境に

    2014年6月25日

     
     
     

     シャックルやフックなど吊り金具メーカーの大洋製器工業(岡室富夫社長、大阪市西区)。昭和13年の設立以来、業界で確固たる地位を築いてきた同社が今、業界イメージとかけ離れた「ゆるキャラ」「萌えキャラ」を採用し、面白くて分かりやすい「吊り具ブログ」や、玉掛け作業者に大好評のスマホアプリ「D.C.吊る〜ん」を無料提供するなど、斬新な取り組みで注目を集めている。
     「業界初」の玉掛け作業者向けスマホアプリ「D.C.吊る〜ん」は、1本当たりに必要な荷重や吊り具の必要な長さ、2点・3点・4点の吊り角度などが瞬時に計算できる。情報システム部長兼営業本部MK室長の岡室俊之氏は「もともとはパソコンでサービス提供していたが、現場で使いやすいよう、一昨年からスマホ版をスタートさせた」と説明。全て無料で利用でき、スタートから1年半で約1万ダウンロードされているという。


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     「手軽に計算でき、間違いのない吊り具の選定をしてもらえる」とし、「アンケートによるお客様の声を反映させ、バージョンアップしてワイヤロープの種類も表示されるようになった」と、使いやすさを追求し続けている。
     また、トラック用クレーンの交換用ワイヤ「アンチツイスター」は、通常120分かかっていたワイヤロープの交換時間が「最短20分でできる」というすぐれもの。
     営業本部MK室の廣本展之氏は「従来、ワイヤの撚りを取るのに時間がかかっていたが、撚りが発生しない独自の巻き方を開発し、作業時間の大幅短縮につながった」と話す。交換の様子をより分かりやすく伝えるため、YouTubeに動画をアップしている。
     企業や商品のPRに加えて、安全に対する啓発活動に力を入れている同社。無料のスマホアプリ以外にも、吊り具について楽しみながら学べるブログ「You! 吊っちゃいなよ」や、業務改善の取り組みを毎週更新している「シャックル犬の放浪記」、萌えキャラの「安在玉姫(あんざい・たまき)」が活躍するコミュニティーサイト「もえろ! タマカケ魂」など、ユーモアある手法で情報発信に努める。さらに、東日本大震災の復興支援活動にも力を入れているという。
     シャックルをモチーフにした同社のイメージキャラクター「シャックル犬オーティー」は、「元々は社員の一人が考えたキャラクター。社内だけで1年ほど使っていたが、『面白そうだ』との意見が出て、広く社外的にも使用することになった。『かわいい』とご好評を頂いている」と、岡室氏は説明する。「安全は真面目に考えなければならないが、真面目に書けば書くほど読んでもらえない。あえて『ゆるキャラ』を活用し、楽しくわかりやすく正しい情報を伝えることを目指す」という。
     「これらの活動は社員のため、ひいては会社のため」と岡室氏。「社員は好きなモノしか熱心に売らない。会社を好きになってもらうため、自社の商品を好きになってもらうため、色々と取り組んでいる」とし、「3〜5年で形になってきた。もっと働きやすい環境の、面白い会社になるようにしていきたい」と力強く語る。
    ◎関連リンク→ 大洋製器工業株式会社

     
     
     
     
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