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    青木松風庵 配送コストより鮮度重視

    2014年9月3日

     
     
     

     青木松風庵(青木一郎社長、大阪府泉南郡)は、モンドセレクション最高金賞受賞の月化粧や、全国菓子博覧会「名誉総裁賞」受賞の朝焼きみかさ(どら焼き)などの和菓子、バウムクーヘン、かすてら、チョコクッキーなどの洋菓子を約100種類ほど製造・販売している。
     現在、大阪・和歌山に28店舗の直営店を持ち、JR駅構内などでも販売している。また、奈良で6店舗、東京で3店舗を展開する天平庵はグループ会社で、同社のお菓子も取り扱っている。同社の物流への取り組みを、青木智子専務取締役に聞いた。


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     創業は昭和59年1月で、直営店の他、外販や通販も行っている。今年2月に稼働した岬新工場の敷地面積は約1万8800平方mで、阪南工場と共にISO22000認証を取得している。また、見学用通路を設置したり、工場祭りの開催、中学生の職場体験といった地域交流や地域貢献を計画し実現している。
      
     工場で生産されたお菓子の鮮度を保つため、毎朝出来たての品が阪南・岬工場から各店舗へ直送されており、必要な分だけを送り出していると話す。そのため365日休まず、早朝5時から製造して1日3回、2トン車を18台利用して配送している。同氏は、「出来たてを早くお出ししたいという思いと、おいしいお菓子を味わって欲しい思いから、配送にかかるコストより鮮度を重視している。コストを考えれば1回で済む配送も、鮮度を考えて3回行っている」と話す。工場から店舗間と、工場間の移動は、すべて自社のトラックで賄っているという。 
     各店舗へは札を作成し、それをケースに貼っていくことで積み下ろしの際の見分けがすぐ付くようになっており、間違い防止にも役立っている。また、月に2回は6トン車をチャーターして、原材料、包装材、冷凍モノの半製品などを東京に配送しているという。
     通販での注文には、店舗から宅配便を利用している。通販の売り上げは、店舗売り上げにはまだまだ及ばないが伸びているという。また、工場から遠方には高速道路を利用することで、各店舗に午前9時までに届くように手配している。
     各店舗と工場には業界最先端の受発注システムが組まれており、前日の閉店時に各店舗からオンラインで送られてきた発注を配送室のパソコンで自動集計し、翌日に必要な分を生産している。以前は、各店舗からの発注を手作業で計算していたが、それによる時間のロスや計算ミスを気にする必要がなくなった。
     また、集計表を印刷し、送り先と個数を確認して配送しているが、ファクスでもオンラインと同じ内容を送ってもらっている。停電などでインターネットに接続できない事態を想定し、朝早くから営業する工場と午前9〜10時に開店する店舗との間で、直接確認が取れないためだと話す。併せて、集計上の入力ミスがないかの確認も出来るとした。
     今後の課題について同氏は、「ドライバーには事故をしないように気をつけてもらいたい。事故を起こせば社会的信用を落としてしまう」とし、「会社の看板を背負って走っているという自覚をもって、運転中のマナーには注意をするように指導している」と話す。また、目標については、「工場の稼働率を今後上げていくために、駅・空港・SAなどの外販にも力を入れていきたい」と語った。
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    ◎関連リンク→ 株式会社青木松風庵

     
     
     
     
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