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物流ニュース
三由 EVトラックを導入、島内の市街地で活躍
2024年12月31日
【兵庫】一般貨物運送の三由(濱本勇社長、南あわじ市)が今年1月に導入したEVトラック(eキャンター=三菱ふそうトラック・バス製)が淡路島を舞台に活動を始めている。最大積載量は2.35トンで、車両総重量が7.48トンのため準中型免許で運転できる。フル充電で走れる距離は150kmほどというが「島内を中心とした集配業務であれば問題はない」と同社長。
「カゴ台車の仕事など、高齢者でも働ける業務を拡充することを想定した」とウイングに加え、パワーゲートも備えた全国的にも珍しいEVトラックを製作した。車長は6.72mで幅2.19m、高さ2.35m。導入と合わせて自家充電施設も整備した。
「一番の目的は、市街地を走るうえで排ガスや騒音など地域への配慮」という。また、「猛暑など近年の気候は異常。ドライバーが車内で休憩・待機する際に、周囲に気を使うことなくエアコンが使えることは重要なポイント」と話し、増車も視野に導入の効果などを見ていきたい考えだ。
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