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    物量減少に不安の声 「仕事の確保に苦戦」

    2017年4月23日

     
     
     

     建設資材メーカーの輸送を手掛ける運送事業者や、大手物流会社の下請けを行う運送事業者では現在、物量の減少に見舞われ、厳しい表情を浮かべているところが多い。
     建物の基礎工事などで用いられる、鋼材・鉄筋の製造メーカーの輸送を請け負う大阪府泉北郡の運送A社は、「今年に入ってから、昼間に輸送する荷物が確保できない」と話す。
     A社は昨年まで、宵積みした荷物を翌日の早朝に配送し、その後、午前に1運行、午後から少なくとも1運行をこなした後、再び宵積みして翌日の配送に備える、という流れだった。忙しい時には昼間に3運行あり、「地場輸送・大型8トン車で月100万円以上、増トン大型車で月150万円を超える売り上げがあった」という。


     しかし、今年に入ってからは、宵積みした荷物を翌日の早朝に配送した後、夜まで1運行程度しかないという。繁忙期の3分の1程度の運行で、売り上げも大型8トン車で月100万円以下となり、30万〜40万円の低下となっている。
     A社が荷主に物量の状況を確認すると、「今年8月まで、忙しくなるような製品の受注などの案件がない」とのことだった。A社長は「このままではドライバーにも申し訳ない。なんらかの形で仕事の確保を考えていかなければならない」と頭を悩ませていた。
     また、雑貨輸送を展開し、大手物流会社などの下請けを行っている同泉佐野市の運送B社では、「年明けから物量が少なく、インターネットで調べてみても、荷物の情報はほとんどない。当社でも日々、仕事の確保に苦戦している」とし、「2月中旬ごろからは引っ越しの依頼も増えてくるが、これも景気によって変化する。今年は例年よりも少ないと予想する声もあり、頼みの綱である引っ越しにも、あまり期待できないかもしれない」と、不安を感じている。
     昨年までは人材不足もあり、車両よりも物量の方が断然多かった。しかし今年は、人材不足だけでなく物量の減少にも、大きく悩まされるのでは…と危惧する運送事業者も多いようだ。

     
     
     
     
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