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    NEXCO東日本北海道支社 ワイヤロープ試行設置進む

    2017年6月29日

     
     
     

     【北海道】NEXCO東日本北海道支社では5月下旬から、高速道路の暫定二車線区間(対面通行区間)の正面衝突事故防止対策として、ワイヤロープの試行設置を順次進めている。
     現状、暫定二車線区間の中央分離帯では、ラバーポールと縁石が設置されているが、トラックを含め対向車線へのはみ出しによる死亡事故が続くなど、安全性に問題があった。
     北海道では、このような片側1車線区間の高速道路が約6割を占めており、トラック業界でも安全性と利便性の確保の面から早期の設置を強く望んでいる。
     北ト協では昨年度、走行時の安全性担保を目的として関係各所に対し、ワイヤロープの設置に向けた活発な要請活動を展開した。とりわけ昨年9月から12月にかけては、全ト協、国交省道路局、北海道運輸局、北海道開発局、北海道警察本部、国会議員、道議会議員、運輸関係労組、北海道知事、北海道商工会議所連合会などに向けて、独自に作成した資料を持ってワイヤロープ設置の要請を行った。


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     このような活動の影響もあり、北海道では道央自動車道と道東自動車道で11か所、約26kmの試行設置が進むことになった。
     5月22日〜今月6日にかけて道東自動車夕張IC~むかわ穂別IC間、むかわ穂別IC〜占冠IC間でワイヤロープの設置工事が行われ、19日〜7月初旬にかけては道央自動車道の八雲IC〜国縫IC、落部IC〜八雲ICに、それぞれ設置される。
     ワイヤロープの効果については今年3月、寒地土木研究所苫小牧寒地試験道路で全国初の実験が行われ、総重量約20トンの大型車が時速52kmでロープに衝突しても、対向車線へのはみ出しを防止することが確認できた。
     1kmあたり数千万円にのぼるとされる設置費用の問題は大きいものの、これが多くの路線で設置されれば、道内の高速道路で車線逸脱による正面衝突などの重大事故の削減が期待できる。また、ワイヤロープ設置による安全性の確認が進めば、道内高速道路のかなりの箇所で時速70kmに規制されている最高速度のアップも視野に入ってくる。そうなれば、ドライバーの拘束時間削減にも資することになり、トラック業界全体に及ぼす影響は非常に大きい。
     北ト協では今年度も引き続き、高規格幹線道路の利便性及び安全性の向上のためとして、「ワイヤー防護策の整備について要望陳情活動」を重点実施事項に盛り込んでおり、今後も積極的に活動を行っていく方針だ。
    ◎関連リンク→ NEXCO東日本

     
     
     
     
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