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    日本通運 上海法人が「航空貨物快速通関業務」取得

    2004年5月28日

     
     
     

     日本通運の中国・上海における現地法人「上海通運国際物流有限公司」(飯塚哲男社長)は28日、外資系フォワーダーとして初めて、上海浦東国際空港税関から外高橋保税区内企業への「航空貨物快速通関業務(直通式保税運送)」のライセンスを取得したと発表。
     従来、中国国外から外高橋保税区内の顧客向け輸入貨物については、空港到着後「空港上屋へ搬入→フォワーダーの空港外保税CFS(監管倉庫)への横持ち・仕分け→税関の許可状況に応じて外高橋保税区へ保税転送」を行っていた。一方、税関手続きにおいては、顧客の所在地である外高橋保税区税関への通関書類の搬送・同税関への申告・上海浦東空港税関による確認といった手続きを経ていたため、到着から配達までのリードタイムは2,3日を要していた。
     今後、このライセンスを活用することにより、輸入貨物は空港到着後、「空港上屋へ搬入・仕分け→外高橋保税区へ保税転送」となり、フォワーダーの空港外保税CFSへの横持ち作業が省略されることになる。税関手続き面では、外高橋保税区内の上海通運CFSに搬入の上、外高橋保税区税関で通関を行い、航空機到着後最短6,7時間での配達も可能。
     同社では今回のライセンス取得を、外高橋保税区への輸入リードタイムを大幅に短縮し、緊急輸送の需要が多い同保税区内の顧客に対して納品の即時性を高め、さらには在庫の圧縮等にも有効な手段になるものと考えている。

     
     
     
     
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