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物流ニュース
AMBプロパティ・ジャパン 「春日井小牧東DC」開発
2007年2月15日
AMBプロパティ・ジャパン(マイケル・エバンス代表、東京都千代田区)はこのほど、愛知県春日井市に大型物流施設「春日井小牧東ディストリビューションセンター(DC)」を開発すると発表。12月末に完成予定で投資額は約1億ドル(120億円)を見込む。
同センター建設地は愛知県企業庁が開発する明知工業団地内。国道19号沿いで中央自動車道小牧東インターや東名高速道路春日井インターに近い。
6階建ての施設は延べ床面積3万7000坪と中部地方最大規模。ワンフロアは5000坪で、一般的な倉庫一棟に相当するという。
土地の形状によって余裕のできたスペースを生かし、製造や組み立ての軽作業が可能な中二階を設けることも可能だ。
各階にトラック49台分のバースを備え、らせん状のランプウェイ2か所から乗り入れる構造となっている。 できるだけ在庫を持たずに済む物流システムをアピールし、主に自動車部品や繊維、セラミックスなどを扱う企業および3PLを手がける物流企業に賃貸する方針。
名古屋市内のホテルで会見したマイケル・エバンス代表(写真)は、「中部地方は製造業が集積し貿易も活発。投資に値する最高の場所」と進出理由を説明。さらに企業活動のグローバル化についても触れ、「中部国際空港周辺への進出にも興味がある」と話した。
親会社のAMBプロパティは北米、欧州、アジアで事業を展開し、日本法人は2003年の設立。現在、首都圏を中心に12施設を運営し、今回の春日井小牧東DCをはじめ7施設を年内に完成させるとしている。
(07/02/15)この記事へのコメント
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