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  • 射界

    2016年9月19日号 射界

    2016年9月23日

     
     
     

     リオ五輪が終わって話題は東京五輪に移ったが、改めて色の違いはあってもメダル獲得選手の活躍ぶりを振り返ってみて、勝負の明暗を分けた「逆転する人」と「逆転できない人」との違いを感じた。敗色濃厚な選手が制限時間目前に勝負をひっくり返す…この攻防の姿こそ、名誉と勝負をかけて競う五輪競技の醍醐味だ。



     ▲競技の制限時間を間近にして優位であれば一般的に、そのまま勝って当然だが五輪競技では通用するとは限らない。時間終了が近づけば「この勝負、ワタシの勝ち」と思った瞬間、予想もしない反撃を受けて明暗を分ける。少しの心の緩みから逆転劇を演じた競技も見られた。真剣勝負であれば一層、勝負の世界は厳しく、勝利の裏側には敗戦が潜んでいることを忘れてはならない。

     ▲どんな苦しい状態に追い込まれても、「勝負はこれから」の心構えを忘れないようにと教えている。有利な状況で終盤を迎え、できればこのまま制限時間を待ちたいと思うのが人情だが、そう考えた瞬間から勝利の女神は遠ざかる。後ろ向きの意識が防戦一方となって「攻撃は防御に勝る」の鉄則が動く。ここに「逆転する人」と「逆転できない人」との違いが生じると言っても過言ではない。

     ▲形勢不利の状況に追い込まれながらも、「逆転して勝つ」と頑張る人に対し、「これで勝ち」と気の緩みに甘んじる人との意気込みは全く違う。スポーツ競技に限らず、仕事の場でも「守る力より攻める力のほうが強い」という通り、否応なく力の差となって表れるようだ。追うほうには「勢い」があり、守るほうは「焦り」と「崩れ」が目立つ。勝利は期待には与せず、油断大敵となるようだ。

     
     
     
     
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