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    実入りコンテナ盗難、防犯対策も警備員も突破し逃走

    2010年6月14日

     
     
     

     トラックやトレーラなどの車両盗難が昨年から全国的に発生している。大阪府では、海上コンテナの実入りコンテナを専門的に狙う犯罪が昨年から南港近辺で続発。家電製品や家具、衣類など積み荷が見えないコンテナだが、中身を知りながら窃盗に及んでいるという。このほど被害に遭った海コン輸送事業者が、犯行の手口や逃走内容を明かしてくれた。


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     大阪市住之江区に本社を構える海コン業者は、昨年暮れに自社車庫で実入りコンテナを盗まれた。実入りコンテナを車庫に保管する場合は、どの運送会社でも防犯のためにコンテナ手前に空のシャシーや空コンテナ積載のシャシーを置くなどしている。しかし、窃盗団はわずかな時間でそのシャシーを排除し、実入りコンテナを積載したシャシーをトレーラヘッドで取り出して盗む手口という。

     また、大手倉庫会社では実入りコンテナを倉庫奥の駐車場に保管していたところ、1台のトレーラヘッドが同倉庫を訪れて受付を行い、警備員が入庫を了承したが、前方のナンバープレートと後方の番号が異なることに気づき、制止したものの強引に入庫。警備員は逃走経路を絶つために裏口の門を閉鎖したが、実入りコンテナをけん引したトレーラは速度を上げて正門から、警備員を跳ね飛ばす勢いで逃走。警備員は危険を感じて身をかわし、幸いケガはなかった。

     被害を受けた海コン輸送業者が警察に捜査状況を確認したところ、届けのあった窃盗車両は阪神高速湾岸線のNシステム(ナンバープレート読み取り機器)で確認されており、助松ジャンクションを通過し、高速を利用して逃亡。拠点と思われるところでコンテナから製品を下ろして、空のコンテナとシャシーを路上に放置していた。警察では、コンテナ輸送の経験のあるドライバーの犯行ではないかとみて、継続して捜査を進めているようだ。

     神戸港を拠点とする海コン業者も「窃盗団はかなり危険な人物。当社もドライバーに十分注意を呼び掛けている。コンテナの中身はドライバーにもわからないが、配達先が大手家電メーカーの倉庫などとなれば家電製品との見当は付く。やはり海コン輸送の経験のある者の犯行かもしれない」と打ち明ける。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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