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    ドライバーが労組脱退 未払い賃金の訴えから一転

    2010年8月11日

     
     
     

     未払い残業代などでトラブルにならないように就業規則や給与規定を自主点検する事業者が増えているようだ。神奈川県のある事業者では、社外の労組に加入したドライバーが会社側に長時間労働を訴えていたが、その交渉過程で一転、労組を脱退し会社側に帰ってきた。何があったのか。



    truck3_0809.jpg 長時間労働や未払い賃金をめぐる労使間の争いを心配する事業者が増えている。ある労基署の職員によると、「最近はトラックドライバーから賃金に関する相談が少なからずある」という。

     経営者としてのモラルに欠け法令順守の意識のない違法業者は別として、業種の性質上から長時間労働にならざるをえない場合が問題だ。

     神奈川県の事業者の場合、荷待ち時間が多いことが原因で労働時間を超過していた。まずは荷待ち時間の改善が大きな課題だったが、すべてのドライバーが同様の労働条件だったので、労使間でもめることはなかったという。

     ところが、ドライバーの一人が社外の労組に勧誘されて加入したことから社内に波紋が広がった。そのドライバーは自分からではなく、たまたま労組の関係者に出会い、誘われるままに加入したという。自分の会社の話をすると、荷待ち時間が多く超過勤務になっていることを指摘され、会社を責めることになった。労組側で弁護士も用意し、会社側を訴える準備が進められていた。

     だが、当のドライバーは途中で考えが変わり労組を脱退。労働時間についての証拠集めの段階で、過去1、2年の業務日報を盗み出すように指示されたからだという。そのためには元請けに提出していた日報を盗み出してコピーする必要があった。

     泥棒のような真似をすることに抵抗があったようだ。本人の親もトラックドライバーであったため、「荷待ち時間などは普通にある。そんなことをしていたら、他の運送会社でも働けなくなる」と心配もされた。

     このドライバーは労組を脱退した後、今までどおりにトラックに乗っているという。(千葉由之)

     
     
     
     
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