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    入札が値下げに拍車、無理な落札は品質低下へ

    2010年9月1日

     
     
     

     入札制度に不満をもつ大阪府豊中市の運送会社社長は「入札制度は、価格の値下げ競争になっている」と指摘し、「入札額に約20万円も差が出るのはおかしい」と不満を漏らす。価格差に疑問を感じている同社長は「入札制度は、何のためにしているか分からない。最低価格を設定しなければ、落札する側が苦しむだけ」と疑問視する。



     市や府が行っている入札制度は前年の価格を基礎にして落札業者を選ぶもので、毎年、前年の価格を下回っている業者が選ばれているという。同社長は「法令順守というが、今の価格では人件費などを差し引いて利益が出るとは考えられない。法律を守れる適正価格を市や府が設定してほしい」と訴える。

     入札制度の参加を辞退することも可能だが、参加を辞退すれば次の入札の時に声を掛けてもらえなくなると、同社長は「市や府の仕事をすることで、荷主に信用してもらえるメリットがある。落札できないと分かっていても自社で出せる最低価格を提示している」という。

     以前は、市や府が業者に頼んでいたが、入札を始めたことで価格が下がり歯止めが利かなくなっているという。同社長は「運賃さえ安ければ取れると考える業者が、無理な運賃で落札することで値下げや輸送品質などに影響が出る」と話す。

     市や府が価格設定をして、提示額の近い会社が仕事を取れる仕組みにすれば良くなると考える同社長は、「仕組みやシステムをしっかりと作ってほしい。このやり方では、同業者同士で首の絞め合いをしているだけ」と訴えている。(中村優希)

     
     
     
     
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