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トピックス
被害が拡大する貨物自動車の事故
2011年1月17日
平成22年中の交通事故死者数は4863人(警察庁調べ)で、およそ1時間48分に1人が死んでいる計算だが、57年ぶりに4000人台となった前年を下回った。また、死者3人以上の交通事故は21件あり、うち貨物自動車が関係している事故は14件だった。
「大型貨物車が左カーブを走行中、対向車線にはみ出し、軽四貨物車と正面衝突、軽四貨物車の3人全員が死亡」「中型貨物車が普通貨物車など7台に追突し、中型車と普通車2台が炎上し、中型運転者と最初に追突された普通車の運転者・同乗者が死亡」「普通貨物車が対向車線にはみ出し、大型貨物車と衝突し、さらに後続の普通乗用車に衝突、普通車の3人が死亡し、3人が軽傷を負った」など、貨物車両が関係した事故の場合、被害が大きくなる。「トラックの交通事故は目立つ」というのは、大阪府内の運送事業者。「最近、交通事故が減少し、その中で大きな事故を起こせば注目されやすい。トラックが受け身の事故でもトラックが悪いという目で見られる」と指摘する。(小西克弥)
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