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    輸送効率化の実証実験、新たな設備投資に不安 海コン事業者

    2011年1月20日

     
     
     

     国際海上コンテナは輸送の効率化、荷主企業への優遇ばかりを考え、末端の海上コンテナ輸送業者の立場を無視した実証実験などを実施しようとしているとして、阪神間の海コン輸送業者は大きく反発している。神戸のある海コン業者は、「神戸港で新たな実証実験が行われようとしている。実験は20フィートコンテナをジョイントで結び、構内を40フィートシャシーでけん引し、クレーンで吊り上げて効率的な作業を行う形で、有識者を交えて実験する様子。業界にも同実験の参加を呼びかけられたが、もし実験がスムーズに行き実用化されれば、公道での利用も考えられないとは言えないため、現在、業界関係者は同実験を様子見する形にとどめている」と説明する。



     同実験は、民間の船会社と行政が行うもので、20フィートコンテナを2個ジョイントでつなげた場合の重量への強度などを調べる。海コン業者が懸念するのは、新たな費用負担が発生することだ。これまでも45フィートコンテナの実証実験では、もし45フィートコンテナが本格的に取り扱われれば、海コン業者は新たな設備投資の負担を強いられることになり、一部の海コン団体は同実証実験に反発していた。

     今回の実験についても実用化が検討されれば、構内だけで収まらず公道での活用も考えられる。国交省では「民間企業の構内での実験という報告を受けており、公道での走行は重量問題なども考えられるため、警察などと話し合いながら慎重に行うようにとの話にはなっている。あくまでも民間企業と地元行政での取り組みであるため、くわしいことまではわからない」と説明する。

     神戸の海コン業者からは、「何をするにしても海コン業者への影響や負担は避けられないことを十分に把握して、行政も船会社も十分に配慮して欲しい」と話す。海コン業者はこれまで、2軸コンテナシャシーから3軸へと買い替えを迫られ、環境対策として10年以上使用したトレーラヘッドを買い替えさせられるなど、さまざまな設備投資を強いられてきた。景気低迷で新たな設備投資は避けたいのが現状で、その思いを無視したような実験に非難の声が集まるようだ。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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