-
トピックス
ラウンドユース理由に手待ち料金5000円
2015年9月2日
「3?4時間も待ち時間が発生して、それで運賃は5000円増し。そんな状況が新たに発生している」。神戸市内の海上コンテナ輸送事業者は、従来はなかった手待ち時間が発生している現状。もし手待ち時間がなければ、その後にトレーラを別の仕事に配車することで得られる運賃収入なども勘案しながら問題点を指摘する。それらは、いずれも国交省などが推進する最近の施策の間をすり抜ける形で表れてきている。
「この仕事はラウンドユースだから」。コンテナ事業者は先日、直接の荷主にあたる海貨業者からそんな言葉を聞いた。ラウンドユースは、輸入時に使用されたコンテナを港に戻すことなく輸出時にも使おうとする試みで、国内では2011年から法的に可能になっている。この海貨業者の求める運行経路は、神戸港から数十??離れたある化学メーカーの工場まで、輸入されたコンテナ入り資材を搬入し、その工場内で3?4時間待機。待機中は工場側でコンテナ内部のものを出し、別の輸出製品を同じコンテナに詰める。待機後、コンテナを再び神戸港にまで運び出すというものだ。(詳しい内容は、物流ウィークリー8月31日号に掲載しております) -
-
-
-
「トピックス」の 月別記事一覧
-
「トピックス」の新着記事
-
物流メルマガ