-
トピックス
新春フィクション劇場「運転者ケンジの初夢〜待ち時間は別料金」
2016年1月13日
大阪市の運送会社に勤めるトラック運転歴15年のケンジ(34歳)。近年は大型のウイング車で中距離までの仕事が増え、走る距離はさほど長くないものの、不規則な労働になるために疲れぎみだ。この日の目的地となる広島市のベイエリアにある物流センターに到着したのは指定された通りの午前8時。荷下ろしを待つトラックの列の最後尾に停車し、安心したのかウトウトし始めた。(これはフィクションです)
「すみません、まだ(荷物は)下りませんか?」とケンジ。運転席側の窓を開け、フォークリフトで作業している荷受け先の従業員に声を掛けた。時計を見ると、もう少しで午前10時になる。「早く下ろしてもらわないと、宵積みが遅れてしまうので…」と、再び顔を出して急かす。結局、荷下ろしが終わったのは同10時半。「トラックの無料待機は1時間まで」とする契約内容を1時間半オーバーしたことで、この日は運賃プラス、2250円の超過料金をもらうのがルール。その旨を記した伝票にハンコをもらい、ケンジは書類ケースに戻した。(詳しい内容は、物流ウィークリー1月1日号に掲載しております) -
-
-
-
「トピックス」の 月別記事一覧
-
「トピックス」の新着記事
-
物流メルマガ