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「嫁ブロック」で退職 人材採用が進まない要因に
2016年5月16日
「入社後、大型車の横乗り指導をして4日目で会社に来なくなった新人ドライバーがいた。事務所の玄関にあるホワイトボードに銀行口座が書かれた紙が貼ってあり、『この間の給料をこの口座に振り込んでほしい』とあった」と苦笑する札幌市手稲区の運送事業者。このドライバーの連絡先に「現金で直接渡すので、会社に来てくれ」と伝えると、申し訳なさや恥ずかしさが入り混じったのか、泣きながら会社に来たというが、辞めたい理由を聞くと「嫁に仕事の時間が不規則だと言われた。自分はこの仕事をやりたいけど、ダメだと言われたので退職させてほしい」と説明してきた。
3Kのイメージや拘束時間の長さ、賃金の低さなど様々な要因により、トラックドライバーが「人が集まりにくい」仕事となって久しいが、最近では「妻が夫の就職・転職先に反対する」という「嫁ブロック」によって人材採用が進まない状況も目立つようになっている。同区にある運送会社の営業所長も最近、同様の経験をした。「仕事を覚えてきたので続けたいが、嫁が運送業を嫌うから」との理由で、入社して間もないドライバーが退社した。
(詳しい内容は、物流ウィークリー5月16日号に掲載しております)関連記事
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