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元引越会社社長が語る「倒産までの経緯」
2016年5月18日
東京都内に本社を置き、引越事業を展開していたという元引越会社の社長。当時、会社はネット受注にもいち早く参入するなど、順調な業績を上げているかにみえていた。しかし、その裏では、受注減による資金繰りの悪化や、ネット通販台頭の影響を受けて人材不足に苦しんでいた。そして、6年前の平成22年に事業継続を断念。倒産に追い込まれ、財産をはじめすべてを失った。「一時はうつ病になり、まったく人と接することができなかった」と振り返る元社長は、6年ぶりに記者に連絡をくれ、倒産に至った当時の状況を話してくれた。
東京都内で「○○引越センター」の名称で引越事業を展開していた同社は当時、専業として年商5億円を売り上げていたという。インターネットの普及が進むといち早く目をつけ、ネットによる受注システムを構築し、引越専業者として独自のポジションを確立しようとしていた。しかし、危機は突然訪れる。8年前の平成18年9月、米大手証券会社の経営破たんで始まったリーマン・ショックが、日本経済へも深刻な影響を及ぼした。同社も引っ越し受注の大幅減少という形で、経営を直撃したという。
(詳しい内容は、物流ウィークリー5月16日号に掲載しております)関連記事
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