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SAS検査の必要性高まる 事故後では手遅れ
2016年6月17日
高齢化するドライバーを抱える運送会社。頭を悩ませる大きな問題の一つは高齢化に伴う健康問題だ。今後、高齢化の進展とともに深刻さを増し、社会全体の課題として無視できないとされている。中でも睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、ドライバーが重大事故を引き起こす原因となる病気の一つとして、予防対策が求められている。
健康起因事故が注目される中、ヘルスケアネットワーク(OCHIS)はこのほど、平成27年度SAS検査の実績調査概要を発表した。作本貞子副理事長は「昨年度は一昨年度に比べ大きな変動はなかったが、毎年、検査に関心を寄せる事業者が増えている。運送業の安全対策の一つとして、ぜひSAS検査を導入してほしい」と説明する。運転中の急病で事故を起こすドライバーが問題視されたことで、交通事故とSASの因果関係について認知度が上がっている。高血圧や動脈硬化が脳卒中や心筋梗塞を引き起こすとして、SAS検査の必要性が高まっているようだ。
(詳しい内容は、物流ウィークリー6月20日号に掲載しております)関連記事
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