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    動体視力、4割のドライバーが基準に満たず

    2009年10月28日

     
     
     

    【岡山】やっぱり悪かった?立体感や遠近感などを見分ける深視力とは別に、トラックなど職業ドライバーに高いレベルの機能維持が期待される一つが動体視力。文字通り、動いているものを見分ける視力だ。


     動体視力の検査は従来、ドライバーが適性診断を受ける際に実施されているがこのほど、岡ト共済は4月以降のデータ(362人分)をまとめた。時速30kmで近付いてくる目印の欠けている部分がモニターで確認できた時点(時間)を検査するもので、基準(0・5以上)に満たないドライバーが約40%を占める結果となった。
     「優れている」から「劣る」まで5段階で評価する形になっているが、年齢別では50歳代のドライバーが「やや劣る」「劣る」で60.8%を占めるなどワースト。事故を起こした組合員ドライバーの40%が50歳以上という実態を裏付けているともいえる。
     ただ、20歳代のドライバーも二つの評価の合計が49.4%。これについては「日常業務を終えて検査に来るドライバーも多く、(疲れた状態での検査という面もあって)そのままの数字で判断するのは難しい面もある」(事務局)と話している。

     
     
     
     

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