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物流ニュース
東罐ロジテック 31フィートコンテナを導入、鉄道輸送へシフト
2024年12月19日New!!
東洋製罐グループの東罐興業(笠井俊哉社長、東京都品川区)の物流子会社である東罐ロジテック(川合秀治社長、同)では、親会社とともに、「物流2024年問題」への対策の一環として、長距離のトラック輸送から貨物鉄道輸送へのモーダルシフトを推進しているが、このほど、新たに31フィート私有コンテナを2基導入し、東罐興業の製造する包装容器の貨物鉄道輸送を開始した。
東罐興業の小牧工場、静岡工場、福岡工場で生産された飲料メーカー、ファストフード、CVS向けなどの飲料・食品用包装容器(紙・プラスチック製品)の輸送で、西浜松駅(発地・静岡工場)~福岡貨物ターミナル間、名古屋貨物ターミナル駅(発地・小牧工場)~福岡貨物ターミナル駅間、そして福岡貨物ターミナル駅(発地・福岡工場)~西浜松駅間において、31フィートコンテナを活用した鉄道輸送を行う。
輸送量は年間840トン(31フィートコンテナ168基)になる。
同取り組みによって、トラック輸送時間を1601時間から286時間(省力化率82.2%)へ、輸送量を66万8000トンキロから5万5000トンキロへ、GHG(温室効果ガス)排出量を112.1トンから23.4トン(削減率79.1%)へ、それぞれ削減する。
同社並びに同グループでは、「今後も、物流の効率化を推進し、『物流2024年問題』に対しての積極的な対策と、環境負荷低減に向けた取り組みを通じて、安定したサプライチェーンの継続を進めていきたい」としている。
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