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    東日本産業輸送 「現場改善」でエアコン導入

    2015年12月25日

     
     
     

     「家族に誇れるなど、ドライバーにとって魅力のある会社にすることが、人材不足という厳しい環境の中で生き残っていく一つの術」と指摘する東日本産業輸送(千葉市中央区)の中村宣明社長。
     そのため、同社長は車両をはじめ、運ぶ荷物や取引する荷主にまで強いこだわりをもっている。例えば、他社と差別化が図れる専門性の高い重量物輸送を手掛けるのもその一つで、車両もポールトレーラなど他社にはない車両を保有することで独自性を打ち出している。
     ドライバーの働きやすい環境整備も欠かせない。自らがドライバーとして経験してきた中で、常に現場の改善を第一に取り組んできた。アイドリング・ストップ時でも活用できるエアコンの導入も、ドライバーの負担軽減を考慮したもの。真夏の暑い日にエアコンがない状態では業務に支障をきたす。かといって、エンジンを付けたままでは燃費コストがかさみ、会社のイメージにも悪くなってしまう。コストはかかるが、「ドライバーのことを考えると必要経費」と、同社長は話す。


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     「ドライバーやその家族が、ドライバーとして働く会社を誇れるようにしないのは経営者としてさびしい」という同社長は、「うちのドライバーが『いい会社で働いているね』と言われる、そんな会社づくりを今後も目指していきたい」と話している。
    ◎関連リンク→ 東日本産業輸送株式会社

     
     
     
     
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