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ブログ・橋本 直行
【知りたい情報を与える】
2012年5月19日
自主的・自発的なモチベーション(動機付け)に勝るエネルギーは
ありません。
躍進する運送会社、富士運輸の要職は、立候補制で決まります。
「上司の好き嫌いではなく、やりたい人にさせる」というのが、同社
社長の松岡弘晃氏の考え方だからです。
つまり、その人の仕事振りやスタンス、能力などを考慮して選ぶの
ではなく、自主性を大切にするということです。
例えば、ある社員は、ドライバーだったときには、決して高評価では
なく、むしろ問題児でした。
しかし、立候補によって配車係になり、今は大活躍しているそうです。
おそらく、当時の配車に対する不満点を正す気持ちだったのでしょう。
同社には、このような例が、他にもたくさんあるようです。
船井総研創業者の船井幸雄は、自主的に取り組んだときは、ただ指示
されてやったときの1.6の2乗倍(=2.56倍)のモチベーションが
生まれると説いています。
やりたい人にさせる立候補制は、本質を突いた人材登用法です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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