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ブログ・橋本 直行
【経営目的・方針明示のリスクの理解】
2014年8月10日
自社のミッションやビジョン、方針を明示することは、経営トップの
重要な仕事です。
目的に向けて一体化することは、最大の成功のコツだと、船井総研
創業者の舩井幸雄も説いています。
クレドカードや会社手帳、経営方針書、経営計画書などを使って、
上記の内容をしっかり伝えることができれば、個々の従業員の迷いや
ブレは、最小限になります。
その結果、経営ビジョン達成の確率とスピードが上がります。
ただし、一方で、これらを明示することには、短期的には、リスクも
あります。
それらの内容に共感、または適応できない従業員が辞めてしまうと
いうリスクです。
ミッションやビジョン、方針を掲げるということは、今まで、経営
トップが「まあ、いいか」と許していた領域について、明確な意思を
表示するということです。
つまり、「今までは見逃していたけど、これからはダメですよ」と、
ハッキリ言ったということです。
そうすると、その方針に合わない人は、極端に居心地が悪くなり、
退職へ向かいます。
中長期的には、ぜひやるべきことですが、短期的にはリスクもある
ことを理解しておく必要があります。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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