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  • ブログ・鈴木 邦成

    「これからの流通とまちづくり」について

    2008年11月29日

     
     
     

    これからの流通とまちづくり コンパクトシティの導入による都市内物流の効率化
     平成3年度に名古屋市によって設立された財団法人 名古屋都市センターの機関誌「アーバン・アドバンス」(47号)に「これからの流通とまちづくり ―コンパクトシティの導入による都市内物流の効率化―」という論文を寄稿いたしました。機会がありましたらご一読のほど、お願い申し上げます。
     物流は社会・経済全体を支える基本的な機能です。商業都市が成立するためには円滑な物流システムの構築も不可欠となります。道路、物流センター、トラックターミナル、さらには空港、港湾などの物流インフラが都市の形成において果たす役割はきわめて大きいといえましょう。
     拙論文「これからの流通とまちづくり ―コンパクトシティの導入による都市内物流の効率化―」ではとくに都市内物流と流通の視点から業界別の流通システムの特徴などについて言及しつつ、これからの流通システムのあり方、まちづくりにおける課題について考えてみました。
    都市内物流の課題
     大都市への人口、産業の集中は交通の渋滞、環境の悪化などを深刻化させる危険性をはらんでいます。
     一般に大都市圏では市街地の範囲が広く、都市郊外などの広域物流拠点だけでは集配効率はあがりません。
     都市における物流の諸問題を最小限に抑える有効な方策のひとつとして、大都市内の物流拠点をより緻密に整備する必要が生じています。物流施設を企業の営業所、工場、あるいは鉄道の貨物ターミナル、港湾、空港などと整合性のとれたかたちで計画的にリンクさせることが求められているわけです。
     しかしこれまでは、都市交通計画の策定は、都市計画で決定されている用途地域や道路網が与件とされることが多く、物流と都市とを体系的、戦略的に統合し、検討されるということは比較的、少なかったのです。
     ところが近年になって、物流拠点、物流インフラの整備を念頭に置いての都市計画が推進される傾向が次第に顕著になってきました。
     欧米諸国や、最近では我が国での導入にも注目が集まっている「コンパクトシティ」の推進などもそうした流れをふまえて考えることができるわけです。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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