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ブログ・湯浅 和夫
第5回:顧客別に物流サービスを計算する
2007年3月22日
アクティビティ単価が出ると、顧客別のコストが計算できることになる。そして、このことは物流管理上、非常に大きな意味を持つ。物流サービスの管理が、初めて可能になるのである。
物流サービスの管理は、顧客ごとに行う。物流サービスを管理するということは、顧客ごとに利益が出ているかどうかを確認し、利益が出ていないならば改善するということである。
下記の2社の例をみてほしい。納品した個数は100個で同じであるが、コストを計算すると、Xは325円、Yは1,500円と大きな差が生じている。この格差は、物流サービスの差なのである。売上と比較し、利益が出ているかどうか検証すべきである。この記事へのコメント
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筆者紹介
湯浅 和夫
株式会社湯浅コンサルティング 代表取締役
1946年 埼玉県生まれ
1969年 早稲田大学第一商学部卒業
1971年 同大学大学院商学研究科修士課程修了
1971年 日通総合研究所入社
1996年 同社経営コンサルティング部長
1999年 同社取締役
2001年 同社常務取締役
2004年 3月、同社を退職
2004年 4月、株式会社湯浅コンサルティングを設立し、代表取締役に就任。現在に至る。 -
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