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    続く海コントレーラ事故…安全対策の徹底を

    2009年6月3日

     
     
     

     名古屋市で発生した海コントレーラ横転事故では2人の尊い命が奪われた。さらに大阪市では、高速道路の直線道路で反対車線にコンテナが横転。海コンの事故が相次いだためか、同業の一般貨物運送事業者からも、「海コントレーラの横を走行すると気持ちが悪く、並ばないように運転している。海コントレーラは簡単に横転しかねないため本当に怖い」と漏らす。


     大阪市で海コン輸送を行う事業者は「当社も数十年前にコンテナの落下事故の経験がある。コンテナヤードの敷地内での事故だったので、大きな問題にはならなかったが…。ドライバーには、コンテナが積載された時点で横転するのがわかっているなら、積み付けの変更や積み替えを要望するように指導している。しかし、人員不足や時間の関係から片荷に対しての積み替え、積み付けの直しはむずかしいのが現状で、われわれ海コン輸送事業者も業務に不安を感じることもある」と話す。
     数年前にコンテナを横転させた事業者は、「ドライバーは片荷であることを十分理解して運行していたが、ちょっとしたカーブで30kmの速度でも横転してしまった。近くに車や歩行者がおらず単独事故で済んだが、トレーラヘッドやシャシーが破損して1000万円以上の損害となった。国際規格でコンテナの大型化が進むにつれて事故は多く発生している」とし、「背高コンテナなどは重心が高く、速度が低速でも横転するケースがある。国もまず安全輸送の確保のための対策を行わないと、事故がまた発生してもおかしくない」と警告している。(佐藤弘行記者)

     
     
     
     

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