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    「軸重違反」に納得できない・・・大型トレーラ検挙

    2010年9月10日

     
     
     

     軸重違反で大型トレーラが検挙される事例が全国で頻発しているのを受け、業界関係者らは「過積載ではないものの、一つの車軸にかかる重量超過で違反になる。異なる法律を根拠にされる不条理は、かねてトラック事業者が問題提起してきたこと」と憤慨。


     一括緩和の全面ストップを含め、新型トラクタ(ポスト新長期)のバラ緩認定が、ほぼ不可能になっているタイミングとも重なり、事業の先行きを懸念する声が一気に高まっている。
     「過積載ではなくても、荷物を積む場所によって車軸にかかる重量が大きく変わるのがトレーラ。軸重に配慮しながら荷造りをしても、運行中のブレーキングによって特定の車軸に過大な重量がかかることもある。通行許可も含め、この問題は厳密にいえば25トンの単車も例外ではないわけで、それが違反行為とされるなら商売にならない」と、重量物をメーンに運ぶ運送関係者。「トレーラ事業者などが抱える特殊事情として片付けないで、業界団体で声を上げてもらいたい」と話す。
     一方、新型トラクタのバラ緩認定が事実上、ほぼ不可能になっている問題について、ウイングのトレーラで精密部品などを輸送している事業者は「減トンして対応できるケースもあるだろうが、ウイング・シャシーの場合はシングルヘッドを使って目いっぱいの連結延長を取っている。それが3軸ヘッドしかダメということになると、高速道路に上がることさえできなくなる」と悲鳴混じり。「物流業界にとって深刻な問題であるにもかかわらず、なぜ大きな声にならないのかわからない」とぶちまけている。

     
     
     
     

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