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    PCS フォークリフトレンタルで「見えないコスト」削減

    2010年12月21日

     
     
     

     荷主との契約期間が年々短くなっている昨今、トラックやフォークリフトなどへの設備投資の判断を誤れば、その代償が経営に重くのしかかってくる。綿密に練った計画でも「償却が終わる前にあっさり契約を打ち切られた」という話は枚挙にいとまがない。
     そんな苛酷な時代に対応する考えとして、「フォークリフトは『買う』から『借りる』」を合言葉に、レンタルでの活用を提唱しているのがピー・シー・エス(PCS、神奈川県相模原市)だ。



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     同社が運送業界向けに提案しているフォークの長期レンタルサービス「FODS(フォッズ)」は、保有と管理をアウトソースすることで、固定費を変動費に変えるというもの。レンタルに切り替えることで、減価償却費や償却資産税に加え、定期点検や部品の交換、故障時の修理代などから解放される。
     同サービスのポイントは、レンタル契約にPCSによるメンテナンスが盛り込まれている点だ。同社のメカニックが定期的に訪問し、車両の状態を管理。メンテナンスの不備による故障や劣化などのリスクもPCSが負う。永尾政憲副社長は、「修理や点検、管理などの見えないコストも含めて考えて頂ければ、導入メリットは大きいはず」と語る。
     また、車両の増減と車種の変更が自由にできることもリースとの大きな違いだ。「FODS」は、荷主や扱う荷物が変われば、ユーザーはそれに合う車種に自由に変更できる。「リース契約のように清算する必要がなく、柔軟に対応できる」。
     長期と短期のレンタルサービスを組み合わせれば、繁閑の波動もコストアップなしで吸収できる。「遊ばせている車両がなくなり、適正な保有台数を維持できる」とする。
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     同副社長は、「複数台を所有している現場では、検査の手配や書類の保管など管理の手間が省ける」とし、「当社が責任を持って一定の品質を保つため、現場運営の安定にも貢献できる」とする。
     「コストを抑えたい場合は、中古車両を選択すれば、より月額費用が安くなる」とし、「試算させてもらえれば、導入する利点が明確になる」。
    ◎関連リンク→ PCS株式会社

     
     
     
     

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