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    ドライバーが現場で得た情報を吸い上げて事業拡大

    2011年3月4日

     
     
     

     食品輸送はかつて、一般貨物と違い高額な車両、品質管理などが求められることから新規参入も少なく、運賃も高額だった。しかし昨今では新規参入も増加し、冷凍・冷蔵車を保有していても運賃を維持できず、仕事の確保すら難しいほど過当競争に陥っている。


     そんな厳しい中でも、大阪市に本社を構える食品輸送の会社は順調に業績を伸ばし続けている。同社に好調の理由を聞くと、まずハード面を挙げ、冷蔵・冷凍倉庫と物流センターを確保していることと説明。さらに、「ドライバーの情報収集による小口荷物の確保と積み合わせ」を最も重要な理由として続けた。
    「これまで取引のなかった荷主企業から輸送の依頼を受けるなど、ドライバーからの情報を会社に吸い上げて、それをもとに営業を行い新規開拓につなげている」とし、「こういった一つひとつの行動がかみ合って、業績が毎年上昇している」と語る。
     鋼材輸送を行う運送会社もドライバーの情報がきっかけで、1か月で数百万円の売り上げ増加につながったという。
    「これまで大半がスポット傭車で、景気の低迷とともに仕事量が減少。トレーラを遊ばせる形となっていた矢先に、大手鉄鋼メーカーの元請けを行う運送事業者のドライバーと当社のドライバーが仲良くなり、新たな仕事を確保できるとの情報を聞きつけた。数日後に元請け会社を訪問し、その場で1台のトレーラの専属傭車の契約を結び、それから3か月が経過した現在でも、多い時には専属傭車とは別に5台のトレーラのスポット傭車の依頼を受けている」という。「一人のドライバーの情報のおかげで、遊ばせていたトレーラを稼働させることができた」と喜ぶ。
     厳しいこの時代でも、現場で働くドライバーのもたらす情報に耳を傾けることで、新たな仕事の確保も可能のようだ。

     
     
     
     
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