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    新聞協同運輸 「ライラックポーク」2度目の試食会

    2013年2月18日

     
     
     

     新聞協同運輸(三輪一典社長、上川郡)は1月25日、札幌パークホテルで「ライラックポーク試食会」を開催した。
     同社は運送事業のほかにバイオ事業を手掛けており、オリジナルの有胞子性乳酸菌「リラ菌」を飼料に添加して育てたブランド豚「ライラックポーク」の生産・流通に向けて取り組んでいる。リラ菌は、熱・酸・乾燥に強く、大腸菌の抑制や糞便臭の低減、感染症の予防などに効果があるため、飼料に加えて飼育することで、抗生物質などを使わない「健康でおいしい新しい豚肉」としてブランド化を目指している。ライラックポークは昨年、食品の分析・認証の専門機関による分析で、同じ環境で育てた独自飼料を与えていない豚と対比評価を行い、うま味成分、脂・香り成分、食感、ジューシーさ、色調の要素全てで「優れている」という結果を得ている。


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     試食会は、バイオ事業の飼料添加剤の実証実験と本格展開に向けたプレゼンテーションとして開いたもので、行政、経済団体、農業団体、食品メーカー、外食企業、研究機関などから約70人が参加。昨年2月に続いて2回目となり、地元テレビ局の経済番組も取材に訪れるなど、注目が高まっている。
     今回は、「ライラックポーク」に加え、乳酸菌と麹菌を再生飼料に添加して飼育した、より安価な新ブランド豚「乳麹豚」の試食も実施。菌を用いずに育てた豚肉との比較を、しゃぶしゃぶ、ヒレカツサンド、ハム・ベーコン・ソーセージといった調理法で食べ比べ、食味や柔らかさなどの官能評価を行った。リラ菌入り豆乳ドリンクの試飲も行った。
     三輪社長は、「運送会社だが、少し変わった取り組みをしている。スタッフも整ってきたので、『味も健康にもいい』という科学的な裏付けを付けて、新たな豚肉としてブランド化し、来年くらいから加工・流通までもっていけるようにしたい。生産の段階に入りつつあるので、皆様にご指導をお願いしたい」とあいさつ。今後の展望として、ライラックポークと乳麹豚などの畜産事業に加え、機能性食品事業、汚泥を固形燃料化するエネルギー事業の3本柱を進めていくと説明した。
     同社の南田公子主任研究員は「今年はイベリコ豚を超える豚肉をつくろうと取り組んだ」と、取り組み内容を話した。
     研究に協力している北海道農業改良普及協会の黒澤不二男会長は、「運送会社として常識では考えられない取り組みだが、夢を追求する姿を応援している。北海道の肉のブランド化は現代的な意義を持っており、同社の菌を活用すれば、より高級な肉へと生まれ変わることができる。養豚事業者の生き残りのための武器にも成りうる」と評価した。
    ◎関連リンク→ 株式会社新聞協同運輸

     
     
     
     
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