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    赤帽岐阜 振り込め詐欺防ぎ感謝状

    2013年3月25日

     
     
     

     赤帽岐阜県軽自動車運送協同組合の矢野信和理事長は5日、振り込め詐欺による被害を未然に防いだとして、多治見警察署の城下雅徳署長から感謝状が贈られた。
     2月27日、多治見市内に住む70歳代の女性の息子と名乗る男から、羽島郡岐南町の県本部に「実家の多治見市から大阪府までアルバムなどの貴重品を輸送してほしい」との依頼があった。男は、運賃が850円の通常宅配でも対応可能な荷物だったにも関わらず、3万7000円の貸し切り「緊急輸送便」での配送を依頼したことから、矢野理事長は「念のため、中身を確認させてほしい」と求めた。しかし、男は拒否し輸送依頼をキャンセル。不審に思った矢野氏は、すぐに多治見署に通報し、警察官が女性宅を訪れたところ、荷物に1000万円の現金が入っており、その後、実の息子に確認し「振り込め詐欺」であることがわかった。


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     当時の状況について矢野氏は、「長年の経験からおかしいと直感した。ただ、我々が断ったとしても、犯人がほかの運送事業者に依頼して大阪まで運んでしまえば被害が出てしまうので、警察署には一刻も早く確認するよう求めた」と振り返る。
     全国赤帽軽自動車運送協同組合では、組合員に対して、振り込め詐欺の現金輸送依頼に注意するよう求める文書を送付。第三者の依頼で高齢者宅から荷物を運ぶ場合で、荷物の中身が現金の可能性があるときなどに注意するよう指導しており、矢野氏が振り込め詐欺に気づく要因となった。

     
     
     
     

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