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    京都市がバイオ軽油を開発 動植物の廃油から

    2013年3月29日

     
     
     

     「廃油でトラックを走らせる」のがバイオディーゼル燃料(BDF)だが、BDF100%で使用する場合は特別なメンテナンスが必要で、簡単に使用することができない。今回、京都市では動植物の廃油から軽油と同品質の「バイオ軽油」の開発に成功し、実用化に向けて進めている。


     同市が平成24年度からスタートさせた、日量50リットルの燃料製造装置を用いた研究でバイオ軽油を開発。「通常の軽油と同じように特別な管理を行わずに、車両に利用できる」という。同26年度までに日量500リットルの実験プラントを建設して走行実験などを実施し、本格的なプラントを建設して実用化をめざす。
     BDFは現在、普及しているとは言いがたい状況だ。全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会(東京都中央区)によると、「BDFを精製している業者は全国に100はあるが、ガソリンスタンドでとなると数えるほどしかない。普及率を出すのも難しい」という。
     京都市では「現在のBDFは1リットル当たり145円、軽油は同128円ぐらい。新しいバイオ軽油を約150万リットル製造すると、1リットル当たり130円から200円の幅になると思われる。現在、市民から回収している使用済みのてんぷら油は1年間で約20万リットルだが、実際に消費されている量は約150万リットル。廃油をきっちり回収してコストの安い原料が手に入れば、画期的な燃料になる」(門川大作市長)と考えている。
     世界初となる「バイオ軽油」。安価な燃料として普及するかどうか、今後の動向に注目したい。

     
     
     
     
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