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物流ニュース
心幸 社内にコンビ二、昼食事情を改善
2013年9月3日
食品など総合卸の心幸(山崎忠社長、兵庫県尼崎市)は、物流会社内にある遊休スペースを利用したコンビニエンスストアをグループ会社で展開する。スペースを提供する会社は、社員福利厚生の充実にもなり、初期投資はゼロ。同社は、「近くにコンビニのない会社の昼食事情を改善できれば」と話す。
同社は、もともと飲食店の出店が少ない地域や、役所、病院などで売店を展開してきた。4年前、グループに「心幸サービス」を立ち上げたころから、物流センターなど人の集まる作業所にも進出。現在は25件ほどの大型物流施設内でコンビニを運営している。物流企業などは、遊休施設を提供するだけ。同社が店舗への改装から仕入れ、運営まで一手に引き受ける。社員は市価より安価に商品が手に入り、会社には売り上げの数パーセントが賃料として落とされる仕組み。
同社が力を入れるのはお弁当の製造・販売。担当者は、「力仕事の職場でのお弁当は大盛りにするなど、調理段階で要望に応えられる。食堂の営業時間が短い企業などでも活用してもらえる」としている。
従業員休憩室などの隅の3坪程度のスペースからコンビニが展開できる。100人程度の社員がいる事業者から対応が可能という。
◎関連リンク→ 心幸株式会社この記事へのコメント
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