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    交通安全スローガン 時代とともに受賞作品に変化

    2013年9月12日

     
     
     

     交通安全スローガンは、全日本交通安全協会と毎日新聞社の共催で毎年募集されており、第1回は昭和40年(同41年使用)。平成25年度は「スマホ手に 車や自転車 事故のもと」(運転者に対するもの)、「お年寄り 孫のお手本 いい横断」(歩行者・自転車利用者に対するもの)「ヘルメット ぼくのだいじな おともだち」(こども部門)が選ばれた。
     第1回の運転者向けのスローガンでは「ブレーキは早目に スピードは控え目に」。入選作には「のんだら のるな のるなら のむな」という有名なスローガンがすでに登場している。


     飲酒運転の厳罰化があったのは平成19年。その翌年のスローガンには、「そのお酒 飲ませたあなたも 共犯者」や「今日はボク 次はアナタが ハンドルキーパー」などの作品が佳作に入賞している。
     「せまい日本 そんなに急いで どこへ行く」というスローガンは昭和48年。同50年の「急ぐほど 減らす燃料 増す危険」というスローガンは現代に通じる内容といえるだろう。
     交通死亡事故死者数が最悪(1万6765人)だった同45年のスローガンは「カッとする 心の動きが 事故のもと」。スピードリミッターの装着義務づけがあった平成15年近辺では、「あわてるな はやる心に ベルト締め」(同14年)や「パパやめて わき見、携帯、飛ばし過ぎ」(同15年)、「スピードを おとして見える 街 笑顔」(同17年)など、スピード抑制を促す作品が見受けられる。
     運転中の携帯電話使用に罰金が科せられるようになった同16年周辺では、「運転中 メールひと文字 事故一生」(同16年)、「ケイタイを 探す手 持つ手が事故を呼ぶ」(同)、「運転中 握るケイタイ 消える視野」(同17年)などの作品が目につく。
     時代とともに変化するスローガンもあれば、「世界の願い 交通安全」(一般向けの最初の内閣総理大臣賞受賞作)のようなものもある。現在、平成26年使用のスローガンが募集されている。締め切りは9月30日。

     
     
     
     

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