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物流ニュース
横浜冷凍 中四国初拠点「岡山CONNECT物流センター」竣工
2025年7月3日New!!
横浜冷凍(古瀬健児社長、横浜市西区)は4月18日、「岡山CONNECT物流センター」(岡山市南区)を竣工した。敷地面積2万3102平方m、延べ床面積2万8787平方㍍、建築面積1万349平方㍍の鉄筋コンクリート造3階建て(一部鉄骨造)。中四国エリア初となる本格的な冷凍倉庫機能を備えた物流拠点で、高速道路インターチェンジからのアクセスに優れ、関西・九州・四国を結ぶ要衝に位置する。
物流業界の2024年問題に対応するため、保管・仕分け・流通などの機能を集約。「CONNECT(つなぐ)」をコンセプトに、運送会社の協力のもと、トラックスイッチ輸送を開始する。
省エネ化の取り組みとして、同社最大級の太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を導入。平常時だけでなく災害等の非常時にも発電したエネルギーで倉庫内の冷却が可能。また、社用車にはEV(電気自動車)を採用し、太陽光発電システムと蓄電池を連携させた充電ステーションを設備。災害時には非常用電源として利用可能。
竣工にあたり、古瀬社長は、「岡山CONNECT物流センターの名称には、阪神と九州の2ブロックをつなぐ中継拠点の意義を込めている。大規模なL字型の接車トラックバースや荷捌場には広いユーティリティースペースを配置するなど、さまざまなお客様のニーズに対応できる設備を有している」と説明。「中四国地区の交通インフラの整備も進んでおり、当センターは中国・四国を含めた広域なコールドチェーン(CC)の中心拠点としての成長と、物流の要衝としての機能を最大限に発揮することを期待している」と述べた。
◎関連リンク→ 横浜冷凍株式会社
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